電磁気学
(2023/6/29更新)
● マクスウェル方程式で学ぶ 電磁気学入門 (竹川 敦 著)
A5判/202頁/2色刷/定価2640円(本体2400円+税10%)/ISBN978-4-7853-2276-2
本書は、『マクスウェル方程式から始める 電磁気学』(下記参照)の共著者の一人である著者が、同書よりも敷居を低くし、“マクスウェル方程式から始める”スタイルでの電磁気学を初めて学ぶ方々に向けて、わかりやすさを重視して、その本質となる初歩的な内容に絞って丁寧に解説したものです。また、予備知識がなくても読み進めることができるように、必要となる大学レベルの数学まで含めてやさしく解説した。なお、本書で解説しきれていない項目については、『マクスウェル方程式から始める 電磁気学』や、「サポート情報」コーナーに「補足事項」を用意しました(予定)。
● マクスウェル方程式から始める 電磁気学 (小宮山 進・竹川 敦 共著)
A5判/288頁/2色刷/定価2970円(本体2700円+税10%)/ISBN978-4-7853-2249-6
電磁気学の全体像を見通し良く把握・理解できるように、各論的な話から始めるのではなく、最初の数章でマクスウェル方程式を微分形まで含めて完全な形で示し、その後で、電磁気学の様々な現象をマクスウェル方程式から導出した上で、大学初年級の読者を念頭に懇切丁寧に解説しました。力学を運動方程式から学び始めるように、マクスウェル方程式から学び始める本書は、電磁気学を学ぶ上で、まさに理想的ともいえる構成の教科書・参考書となっています。
半期講義向き
● 物理学レクチャーコース 電磁気学入門 (加藤岳生 著)
A5判/240頁/2色刷/定価2640円(本体2400円+税10%)/ISBN978-4-7853-2411-7
新シリーズ「物理学レクチャーコース」刊行第二弾!
本書では、「クーロンの法則から始めて、マクスウェル方程式の導出に至る」という構成を採用しました。その一方で、「電磁気学を学びながら、そこに登場する数学をその都度学ぶという構成にすると、どこまでが物理学で、どこまでが数学なのか初学者は混乱してしまうことが多い」という著者の長年の講義経験に基づき、本書の最初の2つの章で「電磁気学に必要な数学」を解説しました。これにより、電磁気学と並行して、必要に応じて数学を学べる(講義できる)構成になっていることが本書の大きな特徴となっています。● 物理学のすすめ 電磁気学とは何か (和田正信 著)
A5判/136頁/定価2090円(本体1900円+税10%)/ISBN978-4-7853-2066-9
大学理工系の1,2年における物理学講義を想定した教科書シリーズの電磁気学編です。
物理認識の基礎である電磁気学が1セメスター用にコンパクトにまとめられていて、電磁気現象の理解から始まり、その法則性を認識することを目指しています。● ベーシック 電磁気学 (河辺哲次 著)
A5判/232頁/定価2420円(本体2200円+税10%)/ISBN978-4-7853-2237-3
高校数学の知識を出発点に、豊富な図と例題・演習を盛り込みました。高校物理の電磁気学をきちんと学んでこなかった人たちにとっても電磁気学の全体像が見通しやすい、真空(自由空間)中の現象だけを扱いながら、基礎的な法則を図と数式を用いて丁寧に解説しています。また、計算の方法や手順を丁寧に解説しているため、初学者でも自分の力で読み進めることができるように配慮されています。● スタンダード 電磁気学 (高重正明 著)
A5判/200頁/定価2530円(本体2300円+税10%)/ISBN978-4-7853-2085-0
1セメスターでの使用を念頭にコンパクトにまとめられた教科書で、高校程度の数学、力学などの基礎知識もあわせて補いながら、理工系学生にとって不可欠な物理的センスを身につけることができるよう構成されています。
十分な例題のほか、章末問題・解答を収め、効率的な学習のための配慮もなされています。● 工学系の電磁気学 (河野 汀・宮本正章 共著)
A5判/176頁/定価2640円(本体2400円+税10%)/ISBN978-4-7853-6109-9
電磁気学をその基礎からやさしく解説した書です。電磁気学では数学的な力を多く必要とするが、本書では、各事項の理解に必要な数学を本文中で解説することにより、他書を参照せずとも読み進めることができるように工夫され、電磁気学を学ぶと同時に、電磁気学の理解に必要な数学をも学べるようになっています。● 工学系の基礎物理学シリーズ 電磁気学 (加藤 潔 著)
B5判/2色刷/164頁/定価2420円(本体2200円+税10%)/ISBN978-4-7853-2251-9
電気・磁気の世界の姿と考え方をやさしく解説した、工学部向けの半期用の教科書。最初のうちは、電気現象と磁気現象をそれぞれ別々に扱うが、最後の章までたどり着いたときには、両者がひとつの顔の左右の容貌になっていることがわかるような構成としました。
本書のうち、1章、3章、5章が電磁気学の主な流れで、その間の2章と4章で電気回路を扱いました。● 電磁気学 物理学[分冊版] (小出昭一郎 著)
A5判/110頁/定価1650円(本体1500円+税10%)/ISBN978-4-7853-2077-5
理解可能なことだけ筋を通して述べ、盛込む内容を思い切って精選し、本質が簡単にはわからない雑多で表面的な知識の羅列を避け、図等にも工夫をこらした定評ある基礎教科書『物理学』の三訂をし、同時に、半期の講義対応に“親本"の分冊形式として発刊した内の「電磁気編」です.● 物理学講義 電磁気学 (松下 貢 著)
A5判/2色刷/256頁/定価2750円(本体2500円+税10%)/ISBN978-4-7853-2246-5
丁寧でわかりやすい解説で定評のある松下貢先生ご執筆による電磁気学の教科書・入門書。
学習目標の提示や学習者自身が確認できるポイントチェックのコーナー、フィードバックを示した問題解答など、姉妹書『物理学講義 力学』『物理学講義 熱力学』の特徴はそのままに、さらに「なぜそのようになるのか」「なぜそのように考えるのか」という点について、一般的にはあまり解説がなされていないようなことについても丁寧に触れました。● 裳華房テキストシリーズ‐物理学 エネルギーと電磁場 (阿部龍蔵 著)
A5判/176頁/定価2640円(本体2400円+税10%)/ISBN978-4-7853-2209-0
本書は、物理学のすべての分野を横断する重要な概念である“エネルギー”をキーワードとして、主に電磁場を舞台に解説したものです。エネルギーは物理を学ぶ上でも苦労するポイントの一つであるので、できるだけやさしく解説され、これまでにはなかった新しい切り口の教科書として執筆されたものです。
通年講義向き
● 電磁気学入門 (岡崎 誠 著)
A5判/268頁/定価2640円(本体2400円+税10%)/ISBN978-4-7853-2223-6
本書は、電磁気学を初めて学ぶ人を対象として、基本的事項をやさしく丁寧に解説した教科書です。初学者が電磁気学を学ぶ際には、そこで使われる数学で躓くことが多いことに配慮して、最初の章で必要な数学を解説するという構成になっています。また、電気と磁気の対応を意識して、両者の共通点と異なる点をはっきりとさせることによって正しい理解に導くように書かれています。● 裳華房テキストシリーズ‐物理学 電磁気学(増補修訂版) (兵頭俊夫 著)
A5判/352頁/定価30800円(本体2800円+税10%)/ISBN978-4-7853-2274-8
本書は、著者の高校物理未履修者向けの講義の経験を活かして書かれた、大学初年級向けの教科書です。初学者への配慮から、まず実験事実を提示し、それを基本原理から理解する過程を飛躍を避けつつ懇切丁寧にやさしく解説しています。また本書では、マクスウェル方程式の積分形による電磁気学の体系の理解と、それに基づいた応用力の養成を目指しています。
増補修訂版では、2019年に施行された国際単位系(SI)の改定に準拠して記述を修正し、「マクスウェル方程式の微分形」と「電磁波」についての解説の章を設け、さらに「ベクトル解析」と「電磁気学の単位系」の話を付録に追加したほか、本文全体にわたって表現をより正確かつ簡潔にする方向で修訂しました。● 工学の基礎 電気磁気学(修訂版) (松本 聡 著)
A5判/394頁/定価4180円(本体3800円+税10%)/ISBN978-4-7853-2258-8
工学部電気・電子系学科の学生向けに執筆された教科書。工学系を意識して「電場」や「磁場」ではなく「電界」「磁界」と表現し、虚数単位を $j$ で通したり、数値電磁界解析を扱う上で必要となるベクトルポテンシャルを従来の教科書よりも詳しく解説しました。学生あるいは技術者として最低限身につけておいて欲しいと思うものを優先的に選択し、なるべく多くの実用例を紹介しながら電気磁気学の基礎を学べるよう心掛けました。
2017年発行の修訂版では、本文の記述を全面的に見直し、とく後半10〜12章は項目を追加して内容を補足し、より理解が深められるように配慮しました。
● 電磁気学 (中山正敏 著)
A5判/264頁/定価2750円(本体2500円+税10%)/ISBN978-4-7853-2026-3
本書は、直観的イメージが作り難く、わかりにくい電磁気学を少しでもわかりやすいようにと考えて懇切丁寧に書かれた教科書で、電場や磁場をできるだけ "もの" のように扱って、その法則を調べていくことに重点をおいています。
より一層の理解のために、姉妹書の『基礎演習シリーズ 電磁気学』との併用をお薦めします。
また、本書の内容を精選して半期用にまとめ直した『基礎電磁気学』もあります。● 裳華房フィジックスライブラリー 電磁気学(I) (原 康夫 著)
A5判/216頁/定価2530円(本体2300円+税10%)/ISBN978-4-7853-2203-8
豊富な教育経験をもとに、現代の科学技術の最も重要な基礎の一つである電磁気学を現代的な視点から見直して平易に書かれた書です。多くの例・例題・演習問題、そして、電磁気学の理解で重要な役割を担う多くの図を取り入れ、読者の理解の深まりと定着に配慮した構成となっています。● 裳華房フィジックスライブラリー 電磁気学(II) (原 康夫 著)
A5判/228頁/定価2530円(本体2300円+税10%)/ISBN978-4-7853-2204-5
(I)に引き続いて、現代の科学技術の最も重要な基礎の一つである電磁気学を現代的な視点から見直して平易に書かれた書です。
自然科学書出版 裳華房 SHOKABO Co., Ltd.